尼崎の手作り和布団専門店『山崎屋』のブログ

昭和26年創業、老舗布団店・店主が綴る日々の徒然。

60年前の6月、山崎屋ふとん店は誕生いたしました。

梅雨でムシムシジトジトして体調がおかしくなりそうですが、

今年の6月という月は私とって節目の月なのです。

というのも、

60年前の6月、

両親が大阪からここ尼崎に移り住み、

商売を始めた記念すべき月だからです。


まだまだ終戦後のどさくさで景気の方も悪く、

悪戦苦闘の日々だった様ですが、

この地で立ち上がれるのか、

子供二人(当時は姉と私だけ)を育てることが出来るのか、

とても心配だったそうです。


父は大阪のど真ん中で育ち、

“道頓堀の赤い灯青い灯を見んと寝られへんわい!!”

というほどのシティーボーイだったそうなので、

そんな父にとってその当時の尼崎というと、

大阪と違いド田舎に思えたんじゃないでしょうか?

まあ、都落ちってなもんでしょうね。

また、

前年にはジェーン台風が近畿地方を直撃し、

特に尼崎の南部は広範囲で冠水被害があったこともあり、

大阪時代のご近所さんからは、

“あんな地盤の低い所へよう行くなあー!!”って言われたそうで

それもひとつ心配事だったんだと思います。


そんなわけで、

6月がくるといつも創業者の苦労を労い、

ビールを飲んでる私が尼崎にいるのです。




テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報

  1. 2010/06/25(金) 20:02:06|
  2. 山崎屋の歴史
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0