尼崎の手作り和布団専門店『山崎屋』のブログ

昭和26年創業、老舗布団店・店主が綴る日々の徒然。

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棺桶用ふとんを作りました。

朝夕涼しくなり、

夏枯れしていた商いもボツボツ忙しくなりました。

そんな折、山崎屋開業以来初めてという注文が舞い込みました。

それは、生前に自分の棺桶用ふとんを作ってくれというもの!!

もちろん経験も無い上に突然のその注文に対して、

最初はそんな難しいことはできないと固辞した私でしたが、

どうしても作ってくれと懇願された為、引き受けることにしました。


この生地を使ってくださいと、

正絹の生地だけを置いて行かれたお客様。

どうやら四国八十八ヶ所をお参りされたようで、

お客様から渡されたその生地には、

“南無妙法蓮華経”という文字と各々のお寺の印がおしてあります。

その生地に白地の裏をつけてごくごく薄く綿を入れ、

朱色の綴じ糸でたくさん綴じてくれというのです。


正絹の生地に薄く綿を入れる作業は、

生地のたるみや綿の偏りがでやすい為、

普通に和布団を作るよりも難しいのですが、

なかなかの出来栄えでしたよ!!

写真を公開しようとおもいましたが、

お客様の了解を得ることができなかったので載せません。


仕上がった布団は先日納品させて頂きましたが、

大変満足されたようで、

何度も何度も頭を下げて帰られました。

最初は戸惑いつつ引き受けたお仕事でしたが、

お客様にこれほどまでも感謝された事に、

私自身胸が熱くなりました。

今では引き受けてよかったと、

お客様に心から感謝しております。


人生の終末近くを迎えると、

人は様々なコトを考えるものだと思いました。

私も今年還暦を迎える年齢になりましたが、

自分自身も身の振り方も考えねばと、

思い知らされた今日この頃です。




テーマ:兵庫県 - ジャンル:地域情報

  1. 2009/10/04(日) 11:56:59|
  2. 手作り和布団
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

私は会社員ですので、
社員として、会社の利益を得るためのお仕事を
していますが、
それと同時に
働くということは
社会貢献する。

人の役に立てること、
人に感謝されることで、
やりがいを感じます。

先日、
友人と話をしたときに、
何故、生きているのか?
という話題になりました。

死ぬために生きている私たちです。

そのためには
どのような生き方をしたらよいのか、
ここ最近、
よく考えます。
  1. 2009/10/09(金) 12:46:58 |
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  3. ボランティアスタッフ佐藤 #-
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